ウィリス・タワー Willis Tower
ウィリス・タワーは、シカゴのループ地区にそびえる110階建て、高さ1,451フィート(442.3メートル)の超高層ビルです。1973年の完成時に世界一の高さを誇り、その記録をおよそ四半世紀にわたって保ち続けました。建築家ブルース・グラハムと構造エンジニアのファズルール・ラーマン・カーンがSOM事務所で設計し、陽極酸化処理されたアルミニウムと黒いガラスの外壁が特徴的です。9本の正方形の「束筒(バンドルドチューブ)」を3×3のマトリクスに束ねて上層階に向けて段階的に絞り込む、独自の構造システムが外観を形づくっています。かつては世界最大の小売業者シアーズの本社が入居していましたが1994年に移転し、2009年にウィリス・グループのテナント契約に伴い現在の名称になりました。シカゴ市民の多くは今もシアーズ・タワーと呼び親しんでいます。毎年170万人以上が全米最高所の展望台スカイデックへ登りますが、このビルの真の見どころは、束筒の絞り込み、ガラスの張り出しボックス、そしてエレベーターシャフトの細部に宿っています。
アメリカ合衆国 · 7 中に隠れた小さな見どころ
中に隠れた小さな見どころ
スカイデック展望台
エレベーターはわずか約60秒で103階まで運んでくれます——気圧の変化で耳がツンとするほどの速さです。高さ1,353フィート(412.4メートル)のスカイデックは全米最高所の展望台で、シカゴを代表する観光スポットのひとつです。晴れた日にはイリノイ州の広大な平野とミシガン湖を越えて、インディアナ・ミシガン・ウィスコンシンの3州まで見渡せます。風が強い日には、足元で建物全体がかすかに揺れているのを感じることもできます。
出典: en.wikipedia.org
ザ・レッジ(全ガラスバルコニー)
103階の南ウォーカー・ドライブ側の外壁から約4フィート(1.2メートル)張り出した透明なガラスボックス群——これが「ザ・レッジ」です。ガラスの床に立てば、遥か下の街路まで一直線に見通せます。各ボックスの耐荷重は5ショートトン(4.5トン)で、2009年7月2日に一般公開されました。
出典: en.wikipedia.org
《この無限の銀河の塵の粒の核心に》
ウィリス・タワーのウォーカー・ドライブ側ロビーに入ると、天井いっぱいに広がる光景が目に飛び込んできます。和紙と樹脂で作られた7,000枚以上の円盤が天井から静かに吊り下げられ、まるで停止した雲海のようです。これはアーティストのジェイコブ・ハシモトが2019年に制作したインスタレーション《In the Heart of this Infinite Particle of Galactic Dust(この無限の銀河の塵の粒の核心に)》です。薄く半透明な円盤は、差し込む光を四方の壁に細やかな影として散らします。ビル内で最も人の往来が激しいこのエントランスで、ふと足を止めて見上げたくなる作品です。
出典: en.wikipedia.org
カラー・ファクトリー
ウィリス・タワーの地下2階「カタログ」ショッピングモールの奥に、鉄骨の巨塔とは趣の異なる空間があります。Color Factoryは色彩をテーマにしたインタラクティブ体験施設で、床面積約24,000平方フィートはColor Factory旗艦施設として最大規模を誇り、2022年8月にオープンしました。館内には10の展示室があり、117色のペイントが使用されています。そのひとつには20万個のボールが敷き詰められた約2,600平方フィートのボールプールがあり、さまざまな緑のグラデーションで彩られ、2本のスライダーも備えています。参加アーティストにはカミーユ・ワラーラ、リズ・ウェスト、エドラ・ソト、ユリ・スズキが名を連ね、MCAシカゴや地域団体826CHIとSocialWorksとも協力しています。各展示の着想はシカゴ発のイメージに根ざしており、市旗の青と白のストライプからシカゴ式ホットドッグのピクルスまで、地元の意象が展示室のテーマになっています。
出典: rejournals.com · colorfactory.co
束筒構造と外壁
外から見ると、ウィリス・タワーは上に行くほどスリムになっていることに気づきます。これは束筒システムが外観にそのまま現れた結果です。建物は23×23メートルの正方形の管(チューブ)9本を束ねた構造で、50階・66階・90階の3段階で外周の管が順次終端していきます。最下部の50階分はすべての管が揃い、各フロアの面積は約4,800平方メートル。上層に向かうにつれて管は減り、67〜90階では5本のみとなって平面が十字形になります。90階より上は西側と中央の2本が108階まで延び、各フロアは約1,141平方メートルまで絞られます。外壁は陽極酸化処理されたアルミニウムと黒いガラスで覆われ、各約1.5×2.4メートルの矩形窓が16,000枚並んでいます。窓ガラスにはブロンズ系の色味が施されています。
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構造と設備
ウィリス・タワーの構造数値は圧倒的です。 🔒 ガイド全文を解錠
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エレベーターとエスカレーター
ウィリス・タワーには計103基のエレベーターがあり、うち14基はダブルデッキ(2階建て)方式です。 🔒 ガイド全文を解錠
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よくある質問
ウィリス・タワーの中で見逃せない小さな見どころは?
スカイデック展望台, ザ・レッジ(全ガラスバルコニー), 《この無限の銀河の塵の粒の核心に》 など全 7 か所。すべて出典つき・多言語ガイドで、現地で読んで聴けます。
ウィリス・タワーのガイドは有料ですか?
最初の 5 か所は無料、残り 2 か所は一度の購入で解錠できます(サブスクではありません)。